蜂の巣駆除で絶対に避けるべきNG行動5選！なぜ業者に頼むべき？

「実家の庭に蜂の巣があったみたいだけど、自分で駆除できるかな？」
「蜂の巣を見つけたけど、どうすればいいの？」

蜂の巣を見つけたとき、自力で駆除しようかと一度は検討しますよね。ですが、蜂の巣を自分で駆除するのは非常に危険です。

誤った方法を取ると、蜂の攻撃を受けるリスクが高まり、最悪の場合、大事故に繋がることも。

今回は、絶対に避けるべきNG行動を5つ紹介し、なぜ専門の駆除業者に依頼することが安全で確実なのかを解説します。

この記事を読めば、あなたや大切な人を蜂から守ることできます。

蜂の巣を見つけた時に絶対に避けるべき行動5選

蜂の巣を見つけたとき、慌てて自分で駆除しようとするのは危険です。誤った行動は、蜂の攻撃を受けたり、巣の問題を悪化させる原因になります。ここでは、蜂の巣を見つけた際に絶対に避けるべき行動を5つご紹介します。

1. 無防備に巣に近づく
2. 水や火を使って駆除しようとする
3. 巣を放置する
4. 防護服なしで駆除しようとする
5. 事前準備なしで駆除しようとする

これらの行動を避け、安全に対応するための参考にしてください。

無防備に巣に近づく

蜂の巣に無防備で近づくことは、非常に危険です。

蜂は巣を守るために攻撃的になり、人を刺します。

特に、スズメバチは、攻撃性が高いため、無防備な接近は絶対に避けるべきです。蜂の巣を発見したら、まずは適切な距離を保ち、蜂を刺激しないように注意してください。

また、近づかないことが安全ですが、やむを得ず接近する場合は、防護服を着用することが必須です。無計画な行動は刺されるリスクを高め、重症になることもあります。

水や火を使って駆除しようとする

巣に水をかけたり、火を使って駆除しようとする人がいますが、これは非常に危険な行動です。

水をかけても蜂が逃げるどころか、逆に攻撃を仕掛けることが多くあります。

火を使って巣を燃やす行為は、火災を引き起こしたり、周囲の環境に深刻な被害をもたらす可能性があります。

蜂の巣駆除には、適切な駆除方法が求められ、プロの業者に任せることで安全に処理できます。誤った手段は、さらなるトラブルや事故の原因となります。

巣を放置する

「まだ蜂の数が少ないから」といって巣を放置するのは危険です。

巣は日が経つにつれて大きくなり、蜂の数も急増します。特に秋になると蜂は攻撃性が高まり、巣の規模が大きいほど危険度も増します。

巣を見つけたら早く対応することが最も重要です。巣を放置することで、駆除が困難になるだけでなく、家族や近隣住民へが刺されるリスクも高まります。

巣を見つけたら、早めに業者に相談し、安全に駆除しましょう。

防護服なしで駆除しようとする

蜂の巣に防護服なしで接近することは、非常に危険です。

蜂は人間を敵とみなし、群れで攻撃してきます。刺された際にアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあり、命に関わる危険性があります。

防護服は蜂の攻撃から身を守るための最低限の装備です。防護服がない状態で巣に近づくのは避け、プロの業者に依頼することで、安心して安全に駆除を任せることができます。

自己流の駆除は、命の危険を伴います。

事前準備なしで駆除しようとする

事前準備をせずに駆除を行うのは、非常にリスクの高い行動です。

蜂の種類や巣の場所、使用する道具や方法に関する知識がないまま駆除を試みると、予想外のトラブルに見舞われる可能性が高くなります。

蜂の生態を理解し、駆除に必要な装備や手順を事前に整えることが重要です。無計画な行動は失敗に繋がり、蜂の攻撃を招くだけでなく、周囲への影響も大きくなります。

事前の準備ができない場合は、プロに任せるのが安全です。

自力で駆除するべき？それとも業者に依頼するべき？

蜂の巣を自力で駆除するべきか、業者に依頼すべきか、メリット・デメリットについて解説していきます。

	メリット	デメリット
自力で駆除	・すぐに駆除できる ・費用が抑えられる ・悪徳業者に出会わない	・蜂に刺される可能性 ・高所から転落する恐れ ・防護服を買うと高額
業者に依頼	・安全 ・確実に駆除できる ・ゴミが出ない	・繁忙期は待つ可能性 ・費用が掛かる ・指定された時間は家にいないといけない

詳しく解説していきます。

自力で駆除するメリット・デメリット

メリット

・すぐに駆除できる
・費用が抑えられる
・悪徳業者に出会わない

自力で駆除する最大のメリットは、すぐに作業に取りかかれることです。業者に依頼する場合はスケジュール調整が必要ですが、自分で行う場合、思い立ったらすぐに対応できる点が魅力です。

費用が抑えられる点も大きなメリットです。業者に依頼するとコストがかかりますが、自分で行えば、道具さえあれば追加の費用はほとんどかかりません。

さらに、自力で駆除を行うことで悪徳業者に騙されるリスクを避けることができます。業者選びのトラブルに悩まされることがないのもメリットです。

デメリット

・蜂に刺される可能性
・高所から転落する恐れ
・防護服を買うと高額

一方で、自力で駆除を行う場合のデメリットもあります。

まず、蜂に刺されるリスクです。特に防護服がない状態で蜂の巣に近づくのは極めて危険で、刺された場合、アナフィラキシーショックなどの健康リスクが伴います。

さらに、蜂の巣が高所にある場合、作業中に足を滑らせて転落する危険も考えられます。慣れていない場所での作業は、思わぬ事故を引き起こすことがあります。

安全を確保するために防護服や専用の道具を揃えるとなると、その費用が意外に高額になることもデメリットです。最終的に、業者に依頼するよりもコストがかかるケースも考えられます。

あまりに安い防護服を購入すると生地が薄く、蜂の針が皮膚まで届いてしまう可能性があります。

業者に依頼するメリット・デメリット

メリット

・安全
・確実に駆除できる
・ゴミが出ない

業者に依頼する最大のメリットは、安全性です。プロの業者は防護服や専門的な道具を使用し、適切な手順で作業を行います。そのため、蜂に刺されるリスクなく、安心して作業を任せることができます。

蜂駆除業者は豊富な経験と知識を持っているため、確実に巣を取り除き、再発防止策も講じてくれます。自分で行う場合は見落としがちな細かい部分も、業者は徹底的に対処してくれるため、蜂の巣を完全に駆除できるという点も大きな利点です。

駆除後のゴミや巣の処理をすべて業者が行ってくれるため、後片付けの手間もありません。

デメリット

・繁忙期は待つ可能性
・費用が掛かる
・指定された時間は家にいないといけない

業者に依頼する場合にもデメリットもあります。

蜂の巣駆除の繁忙期には、すぐに対応してもらえない場合があり、数日待たされることもあります。蜂の巣が発見された場合、早急に駆除したいと思うかもしれませんが、業者が多忙な時期にはそのタイミングがずれることがあるのです。

費用が発生する点も避けられません。特に大規模な巣や特殊な場所にある場合は、駆除費用が高額になることもあります。

さらに、業者が作業を行う際には指定された時間に自宅にいなければならないため、時間の拘束もデメリットの一つです。日中に家を空けることが多い人にとっては、この点が不便に感じられるかもしれません。

蜂の巣を自力で駆除する方法

自力で蜂の巣を駆除できるかどうかは、いくつかの判断基準を満たしているかで決まります。以下の条件を満たす場合、安全に自力駆除が可能です。

これらの条件を満たしていない場合は、自力で駆除せず、業者に依頼するのが安全です。

具体的な自力駆除の手順

自力で蜂の巣を駆除する場合、以下の手順に従って慎重に行動しましょう。

① 駆除を行う時間帯を選ぶ

蜂は夜間や早朝など、気温が低く暗い時間帯に活動が鈍くなります。
日没後2時間が経った後に駆除を行うことで、蜂の攻撃を受けるリスクを減らすことができます。
暗闇での作業にはライトが必要ですが、必ず赤色セロファンを付けて使用して下さい。光が強いと蜂を刺激してしまいます。

② 防護服を着用する

防護服や長袖、手袋、帽子、顔を覆うネットなど、体を完全に保護できる服装を準備します。
蜂に刺されないよう、露出する部分をしっかりと覆ってください。
市販の防護服が手に入らない場合は、スキーウェアや厚手の作業着にレインコートを重ねるなどして代用します。

③ 殺虫スプレーを準備する

蜂専用の殺虫スプレーを購入し、使用方法を事前に確認しておきます。
スプレーは巣から2～3メートルの距離から噴霧できるものが推奨されます。駆除の際は、風向きに注意し、自分にスプレーがかからないようにしてください。

④ 殺虫スプレーで巣を駆除する

殺虫スプレーを巣穴に向けて噴射します。
しっかりと巣全体に行き渡るようにし、蜂が動かなくなるまでスプレーを続けます。
1本分のスプレーでは不十分な場合もあるため、2～3本殺虫剤を準備しておきましょう。

⑤ 巣を取り除く

巣にいる蜂が完全に動かなくなったことを確認したら、巣を取り除きます。
巣をビニール袋などに入れて密封し、安全に処理します。処理した巣や蜂の死骸は、燃えるゴミとして捨てるか、自治体の指示に従って適切に処分してください。
蜂は死んだ後も反射で毒針を刺すことができます。素手では絶対に触らないで下さい。

⑥ 周囲を清掃し、蜂の巣予防をする

巣を取り除いた後、巣のあった場所や周囲をしっかりと清掃し、蜂が再び巣を作ることを防ぎます。
蜂が嫌う香りのする植物を植えたり、定期的に巣の作りやすい場所を点検することも有効です。
蜂の巣作り予防についてはこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

蜂の巣を見つけた際、自力で駆除を考えることもありますが、誤った方法は非常に危険です。

特に刺されるリスクや事故の可能性を考えると、業者に依頼する方が安全で確実です。

今回紹介したNG行動を避け、適切な判断を下すことで、自分や大切な人を守ることができます。

自力での駆除が難しい場合は、無理をせずハチ駆除センターにお任せ下さい。適切な対処で蜂の巣のリスクを回避できます。