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ベランダの蜂の巣に要注意!刺されないために今すぐ取るべき駆除の手順

ベランダの蜂の巣に要注意!刺されないために今すぐ取るべき駆除の手順

「ベランダに蜂の巣っぽいのがあるけど、どうすればいいの?」
「1匹しか飛んでないから様子を見てもいいのかな?」

ベランダに蜂が飛んでいたら、巣を作られたかもしれないと思い、不安になりますよね。

今回は、ベランダに蜂の巣が出来てしまった時、どうすればよいのかを解説していきます。

この記事を読めば、蜂に刺されずに安全に巣を駆除する方法が分かります。

ベランダに巣が作られてしまった場合には、まずはベランダに立ち入らないようにします。それから、見つけてから早い段階で巣の駆除を行いましょう。

ベランダに蜂の巣を作られたときに注意すること!【蜂を刺激しない】

ベランダに蜂の巣を作られたときに注意すること!【蜂を刺激しない】

ベランダに蜂の巣を作られてしまった時、巣の様子を見ようとして近づくのは危険です。

蜂は巣を刺激された時に「攻撃された!」と感じ、人を刺す習性があります。

ベランダに作られた巣は、窓の開閉や家の中の音が振動として伝わるため、常に蜂の警戒心が高まっている可能性があります。

ベランダに洗濯物を干すことも危険です。洗濯物の間に蜂が入って刺される事故や、サンダルを履いた時に、サンダルの中で休んでいた蜂に刺される事故が起きています。

ベランダに蜂の巣がある間は、安全確保のためにベランダは立ち入り禁止にしておきましょう。

蜂に刺されないために注意すべき点は以下です。

・蜂を刺激しない
・巣に近づかない
・窓の開閉に注意する
・大きな音を出さない
・網戸のすき間が無いようにする
・洗濯物は外に干さない
・放置しない
・においに気を付ける

蜂はにおいに敏感で、服に付いた柔軟剤の匂いやヘアオイルの匂い、香水やシャンプーなどの甘い匂いに近づいてくる習性があります。

蜂の巣は日が経つごとに巨大化していきます。

「まだ巣が小さいから様子を見よう…」と放置すると、あっという間に巨大化し、蜂の数も桁違いに多くなってしまいます。

蜂の数が多いと駆除が大変な作業となってしまいますし、巣が大きくなるほど駆除にかかる費用も高くなってしまいます。

「巣があるかも…」と気が付いた時点で駆除の手配をするなど、行動に移していきましょう。巣が小さければ、危険度も低く、費用も安くなります。

ハチ駆除センターは、経験豊富なプロ集団です。
ベランダに作られた蜂の巣駆除もお任せください。

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巣を作られる理由~ベランダは蜂の巣作りに適した場所~

巣を作られる理由~ベランダは蜂の巣作りに適した場所~

ベランダは、雨や風が当たりにくく蜂にとって巣作りに適した場所です。

雨風がしのげる理由以外にも、

・高い場所かつ囲いがあるため天敵に襲われにくい。
・直射日光が当たりにくい。
・乾燥している。

など、蜂がベランダに巣を作る理由があります。

また、洗濯物についた柔軟剤の匂いを好んで飛んでくることもあります。

庭や近所に花などの植物がある場合にも、餌場が近いという理由から巣作り場所に選ばれやすいでしょう。

放置は危険!家族や近隣住民が刺される危険あり|蜂の怖さ

放置は危険!家族や近隣住民が刺される危険あり|蜂の怖さ

ベランダで蜂の巣を見つけたら、巣から離れて、安全な場所へ移動しましょう。

窓から蜂が家の中に入ってこないように注意して下さい。

ベランダに巣を作られたら、駆除が完了するまでは窓を開けないようにしましょう。

巣が小さくても油断しないで下さい。

蜂の巣は日を追うごとに大きくなり、中に住む蜂の数も増えていきます。

あまり使っていないベランダでも、放置はやめましょう。

近隣住民が蜂に刺された場合、「巣がある事を把握していたのに駆除しなかった」と、責任を問われるでしょう。

ベランダに作られた蜂の巣の駆除は蜂駆除業者へ依頼してください。

蜂の毒は、人を殺してしまうほどの威力があります。

蜂に一度刺されたことのある人は、アレルギー反応を起こし、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

アナフィラキシーショックとは…

体の中に蜂の毒が入ったときに体の中で蜂毒の「抗体」作られます。

2回目、蜂毒が体の中に入ってきたときにすばやく戦おうとする仕組みが「免疫」です。

2回目以降、蜂毒が体に入った時、蜂毒を攻撃しようと免疫が反応します。

その時、免疫が過剰に反応しすぎて自分自身を攻撃するような症状を引き起こしてしまうのがアレルギー反応です。

個人差がありますが、強いアレルギー反応が起きると15分〜30分で息苦しさを感じる、腹痛が起きる(下痢・嘔吐などを伴う場合もある)、意識がもうろうとする、血圧が下がるなどの症状が起きます。

このような強いアレルギー症状をアナフィラキシーショックといい、緊急で医療処置が必要な状態です。

蜂に刺されたことがない人でも、複数の蜂に一斉に刺されることで死亡してしまう事例も起きています。

アレルギー症状の例をまとめました。

軽度じんましん、だるさ病院を受診
中度吐き気、口の渇き、腹痛、むくみ救急要請を検討
重度息苦しさ、声の枯れ、脱力感、けいれん、意識障害救急要請

自力で駆除できる蜂の巣の条件|基本は業者に依頼

自力で駆除できる蜂の巣の条件|基本は業者に依頼

ベランダにできた蜂の巣の駆除は、基本的には蜂の巣駆除業者に依頼して行います。

理由は、一般的にベランダは狭く、作業中に怒った蜂が襲ってきた時に逃げ場がないため、蜂に刺される可能性が高いからです。

とは言っても、自分で駆除できるのでは?と考える方もいるでしょう。
ベランダの巣の駆除を自力で行うためには以下の条件があります。

・広いベランダで逃げられる場所が確保できる
・スズメバチ以外の蜂の巣
・簡単に手の届く場所に巣が作られている
・作り始めの巣(6cm未満)

全ての条件に当てはまっていれば、比較的安全に駆除できる場合があるでしょう。

駆除に必要な物を以下にまとめました。

防護服:値段は10,000円前後
防蜂ネット:値段は4,000円前後
厚手の軍手や革製の手袋:服の裾と手袋を間をガムテープで止める
長靴:ズボンと長靴のすき間をガムテープで止める
殺虫剤:2本以上用意
ほうき/ちりとり
長い棒:ほうきの柄でも代用可能。巣を突いて落とすために使用する。
蜂の巣が入る大きさの袋
虫取り網
懐中電灯:光を弱めるために赤いセロファンを付ける

詳しくはこちらの記事で説明しています。
【蜂の巣駆除のやり方を徹底解説】自分で正しく安全に対処する方法

ベランダに作られた蜂の巣駆除の流れ

自力で駆除できる蜂の巣の条件を満たし、物品の準備が整ったら以下の手順で駆除をします。

作業の流れ(所要時間は1時間程)

①蜂の数や、巣の大きさを確認
蜂の数の確認には、周囲を軽く叩きます。
この時巣を叩くのは絶対にやめましょう!危険です。
※この確認作業は昼間に行います。

②日没後2〜3時間経過した、21時頃に作業を開始

③巣に殺虫剤をかける
1〜2mの距離から巣の入り口に向けてスプレーを噴射します。
この時、風向きに気を付けて下さい。

蜂が巣から飛び出してきますが、そのまま2〜3分は噴射し続けて下さい。
殺虫剤が付着すると蜂は弱り、素早く飛べなくなります。

④巣を除去する
蜂の羽音が聞こえなくなったら、虫取り網に袋をかぶせたものを巣の下に準備します。
長い棒で、蜂の巣を突いて落とします。
地面に散らばった蜂の巣や死骸をほうきとちりとりで集めます。
※絶対に素手で蜂の死骸に触らないようにしましょう。蜂は死んだ後でも反射で刺してきます。

⑤袋の中に巣を入れて、再度スプレーする
念のため、袋の中の巣にも殺虫剤をスプレーしておきます。
袋をよく閉じ、ゴミとして処分します。

⑥戻り蜂対策として殺虫剤を周囲にスプレー
『戻り蜂』とは。巣を駆除した後でも1週間ほど巣があった場所を飛び回る蜂のことをいいます。
駆除時に外出していた蜂が戻ってくる場合があるため、巣があった場所周辺に殺虫剤をスプレーしておきます。

蜂の種類の見分け方

住宅地に巣を作る蜂は主にスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの3種類です。

体の特徴巣の特徴蜂の性格・性質
スズメバチ・黒と黄色のしま模様
黒と黄色のしま模様
・マーブル模様の球体
・初期はトックリのような形
・巣穴は1箇所しか見えない
・最大80cm
・巣の住み替えをする
スズメバチの巣の特徴
・強力な毒針
・何度でも刺すことができる
・凶暴な性格
アシナガバチ・手足が長い
・体に黄色と黒のしま模様
アシナガバチ
・大きくなるとお椀のような形になる
・巣穴が見える
・最大15cm
お椀のような形
・比較的おとなしい
・女王蜂が巣を作り始めて20日ほどで働き蜂が羽化する
ミツバチ・体はふっくらと太い
・明るい黄色と黒のしま模様
ミツバチ
・板が垂れ下がっているような形
・巣の色は蜜で黄色に染まっている(初期は白)
・巣穴が見える
・最大1m
・巣の住み替えをする
板が垂れ下がっているような形
・比較的おとなしい
・一度刺すと蜂は死んでしまう
・一つの巣にいる蜂の数の多さは他の蜂と比べて一番多い

7月以降にスズメバチの巣が作られた場合は、巣の住み替えで作られた巣です。

巣は小さくても、働き蜂が多い状態なので油断しないようにして下さい。

「小さいから…」と自力で駆除しようとして刺される危険性があります。

ミツバチも住み替えをします。

ミツバチは巣が小さくても働き蜂が常に多い状態のため、自力での駆除はさけましょう。

まとめ

今回は、ベランダに蜂の巣が作られてしまった時の対処法について解説しました。

蜂に刺されずに安全に巣を駆除するために、まずはベランダに立ち入らない。

それから、蜂の被害が出る前に蜂駆除業者に駆除を依頼するようにしましょう。

自力で駆除できる場合もありますが、逃げ場が確保できるほどの広いベランダであること、巣の大きさが小さく、蜂の数が少ないこと、手の届く場所であること、スズメバチ以外の蜂であることなど、条件があります。

多くの場合は駆除業者へ依頼する方が安全でしょう。

ハチ駆除センターは、ベランダにできた蜂の巣の駆除を多数行っています。
ベランダに作られた蜂の巣駆除はハチ駆除センターにお任せください。

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豆知識

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※別途いただく作業料はハチの巣駆除作業の内容や現場の状況によって異なります。
※地域によっては出張費が発生する場合もあります。
※巣の所在不明の場合には調査費が発生する場合があります。

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