【要注意】空になっている蜂の巣の放置は危険?また巣を作られてしまう可能性も…蜂の種類別駆除の方法
「巨大な蜂の巣を見つけたけど蜂は居ないみたい…そのまま放っておいても大丈夫?」巣の中に蜂が居なければ、安心すると共に、その巣をどうするべきか分からず疑問が湧きますよね。
空になっている蜂の巣であっても放置はせず、撤去することが推奨されています。
今回は、空になっている蜂の巣でも放置してはいけない理由を解説していきます。この記事を読めば、撤去の方法やその後の巣作り対策までできるようになります。
空の蜂の巣はどうするのが正解?放置はやめて!
空になっている蜂の巣であっても、放置はやめましょう。
理由は、
・新しい蜂の巣の材料になる
・別の虫が住み着く
・ご近所トラブルの元になる
一つずつ説明していきます。
古い巣が巣作りの材料になるとなぜ困る?材料調達のために蜂が飛び交う!近くに新たな巣が作られることも
スズメバチやアシナガバチは、来年も同じ巣に住むことはありません。毎年、新しい巣を作って住みます。
ですが、古い巣を新しい巣の材料として利用することがあります。古い空っぽの巣は、手軽に巣作りの材料を調達できる場所となり、その近くに新しい巣を作ってしまうことがあるのです。
古い巣があるということは、その場所は蜂にとって巣作りに好条件であることを意味します。
「去年も巣を作られたのに、今年も作られた」なんてことは、大いにあり得るのです。
また、巣作りの時期に材料調達のために古い巣に蜂が寄ってくることもあります。その時に、自分では気が付かない内に蜂を刺激してしまい刺されてしまうリスクもあるのです。
空になっている古い巣を見つけたら、迷うことなく撤去をしましょう。
ハチ駆除センターでは、安心価格で撤去作業をプロに依頼することができます。
巣の作られた場所や見つけた時期で費用が変わります。見積もり無料なので、まずは電話で相談してみましょう。
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受付相談窓口 0120-901-975(24時間対応)
古い巣を放置すると他の虫の温床となることも。スズメバチの巣で冬を越えようとするアシナガバチも
空になったスズメバチの巣の中で冬を越えようするアシナガバチもいます。
春までスズメバチの巣の中で暖を取り、春になったら巣作りをはじめます。
空の巣だと思って、特に準備せずに撤去作業を行ってしまうと中に潜んでいたアシナガバチに刺されてしまう危険性があります。
空っぽの巣だと思っても、万全の準備をして駆除に臨みましょう。準備に負担感を感じる人や、蜂に刺されることへの不安がある人は業者へ依頼しましょう。
ハチ駆除センター 受付相談窓口 0120-901-975(24時間対応)
古い巣に住みつくのは、アシナガバチの他にクモやガなどの虫がいます。
蜂の巣が原因でトラブルになる?!周りから見たら空の巣かどうかは分からない
たとえ空の巣でも、他の人が見たら「蜂の巣=蜂が居る」と思うことは当然でしょう。
別の場所から飛んできた蜂が近所の人を刺した時に、「あなたの家の蜂に刺された!」と言われてしまい、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
蜂毒は人を死亡させてしまうほどの毒です。トラブルを解決するためには時間も労力も必要となるでしょう。
無用なトラブルを避けるためにも、空の蜂の巣は見つけた時点で撤去しておくことをおすすめします。
蜂の巣が空になる理由は?寿命を迎えて巣から出る。ミツバチは例外!
スズメバチとアシナガバチは、冬になると寿命を迎えます。
9〜10月に生まれた新女王蜂はオスと交尾した後2週間ほどで、巣を出て行き、冬を越える準備をします。
11月ごろには巣に残った古い女王蜂や働き蜂たちは皆、巣の外へ出て寿命を迎えます。
そのため、冬の間、巣は空になるのです。
巣から出た新女王蜂は、木や土などの温かい場所で冬を越えようとします。
新女王蜂が暖をとるために誤って、干してある洗濯物の中やベランダの靴の中に入ってしまい、刺されるケースもみられます。
最近では暖冬の影響で、12月になっても蜂が生き残っていることもあります。
巣を駆除する際に蜂が生き残ってる可能性も念頭において行動するようにしましょう。
例外として、ミツバチは女王蜂も働き蜂も巣の中で冬を乗り越えます。
ミツバチは冬を越えられるため、駆除しない限り3〜4年もの間、同じ巣を使い続けます。
寿命を迎えたミツバチは巣の外で死んでしまいますが、残された蜂たちが新たな卵を産み、巣を増築していくのです。
ミツバチの巣は駆除しない限り、大きくなっていきます。
春から夏にむけて新女王蜂が育つころ、巣にいる半分の蜂と古い女王蜂が巣を離れます。今ある巣を、新しい女王蜂に譲るためです。
元あった巣には新しい女王蜂が住み、古い女王蜂は働き蜂とともに新たに巣作りをはじめるのです。
普段は穏やかな性格のミツバチですが、冬は攻撃性が増すので注意しましょう。
アシナガバチ・スズメバチとミツバチでは冬の過ごし方が違います。
その理由は、ミツバチは蜜を巣に蓄えておくことが出来ますが、アシナガバチとスズメバチは他の虫の幼虫を食べるため、蓄えておくことができません。そのため、冬を越えることなく、死んでしまうのです。
【スズメバチ・アシナガバチ】
・ガやチョウの幼虫を食べる→貯めておけない→冬を越えずに死んでしまう
【ミツバチ】
・蜜を食べる→貯めておける→冬を越えて生存
そのため、ミツバチの巣の駆除は冬であっても注意が必要です。
空になった蜂の巣の駆除方法
巣の中に蜂が居なければ自分で駆除できるケースが多いですが、注意点があります。
<空の巣を自分で駆除する時の注意点>
・蜂が生き残っていることもある
・手の届く位置の巣だけ行う
・ミツバチは冬の間も生き残っているので業者に依頼する
上記を踏まえた上で、自力で駆除するときは万全の準備をして望みましょう。
<準備物>
・防護服と防蜂ネット
・手袋
・殺虫剤
・柄が長いほうき&ちりとり
・ゴミ袋
安全に巣の駆除を行うために、蜂駆除用の防護服を着ることをおすすめします。
巣の中に蜂が居るかどうかを確実に知るためには巣に接触するしか方法がありません。春や夏であれば、巣に蜂が居れば周りを飛んでいるでしょう。しかし、冬になると巣の中でじっと身を潜めている可能性があります。
空の巣だと思って駆除を始めたら、巣の中に蜂が潜んでいて刺されてしまっては大変です。
プロに依頼すると、準備の必要がないためおすすめです。自分で駆除できそうな空の巣であれば、業者に頼んでも安く済ませることができます。まずは、見積もりを依頼してみましょう。
巣を撤去した後は巣作り対策をしっかりと!一度作られた場所は繰り返し巣を作られてしまう?!
蜂の巣を駆除した後は、巣作り防止対策をしっかりと行います。
一度蜂に巣を作られたということは、その場所は巣作りに適した環境だということです。巣を撤去して安心したのもつかの間。しっかり対策をしておかないと、再び巣を作られてしまうのです。
巣が作られていた場所の周辺は、重点的に対策を行っていきます。
手軽な蜂の巣づくり防止対策として、殺虫剤を定期的にスプレーしておく方法があります。
ドラックストアやネット通販でも気軽に手に入れることができる、蜂用殺虫スプレーを使用します。
市販されている殺虫スプレーの多くには巣作り予防の効果があります。購入する前にパッケージの説明書きをよく読み、効果を確認しましょう。
使用する殺虫剤でも違いがありますが、予防効果は約1カ月です。雨が降ると薬剤が流れてしまうため、スプレーをし直す必要があります。
駆除後の巣作り対策の詳細はこちらの記事をご覧ください。
【蜂の巣対策】巣を作らせない方法とは?4~5月が予防に超重要!
まとめ
今回は、空の蜂の巣を見つけたときの対処法について説明しました。
空っぽの巣であっても放置はせず、駆除作業が必要なことが分かりました。
新たな巣作りの材料になって、再び蜂の巣が出来てしまう可能性や、他の虫が住みついてしまうリスク、ご近所トラブルへの発展など、撤去が必要な理由が複数ありました。
「空っぽの巣だと思っていたけど本当は蜂が住んでいた」と、蜂に刺される可能性もゼロではありません。巣を駆除する時は、万全の対策をとるようにしましょう。
駆除が不安な人は、無理をせず蜂の巣駆除業者に依頼するようにしましょう。
ハチ駆除センター は見積もり無料なので、気軽にご相談下さい。
受付相談窓口 0120-901-975(24時間対応)
正式な見積もりは現地でしっかりと行います。納得して頂いてから作業に入るので、ご安心下さい。