蜂の巣を見つけたらどうする?駆除せず放置は危険?【必ずとるべき行動】
自宅の庭で蜂の巣を見つけたけど「今のところ害はないから大丈夫かな…」「どうしたら良いか分からないから後で…」と、巣を見つけた後どうすればいいのか分からず放置しようと考えてはいませんか?
巣を放置しても時間が解決していてくれれば良いのですが、実際はそうはいきません。
今回は、蜂の巣を見つけた後にどう行動すべきかを解説していきます。この記事を読めば、自宅の敷地内に巣を作られた場合にも、後の行動を冷静にできるようになるでしょう。
巣は夏に向かって、巨大化していきます。巣の巨大化は、中の蜂の数が増えていることを意味しています。見て見ぬふりをして巣を放置するのはとても危険です。
見つけた蜂の巣を放置するのは危険!あっという間に巨大化
「今のところ害はないから」「まだ小さいから」と巣を放置するのは危険です。
蜂の巣は、夏に向けて巨大化していきます。
スズメバチの巣は最大80cmの大きさにまで成長。蜂の個体数が増えるごとに巨大化のスピードも増していきます。
駆除する時の危険度も格段に上がるのです。
巣を放置すると、通行人や近所の人が刺されてトラブルになるケースもあります。
家の敷地内にある巣の責任はあなたにあることになります。
スズメバチが通行人を襲ってしまい、ケガをさせ、最悪の場合には死に至ることもあります。損害賠償請求を受ける可能性も大いにあるでしょう。
後のトラブルを避けるためにも、巣を作られてしまったら駆除を行いましょう。
キイロスズメバチの場合、直径30cmの大きさの巣の中には300匹ほどの蜂がいます。
蜂を刺激してしまい、一斉に襲ってきたら大変です。考えただけでも恐ろしいですね。
蜂の巣を見つけた時の行動【近づくのは危険!】
家の庭で蜂の巣を見つけた時、不用意に近づいてはいけません。
スズメバチの巣だった場合、近づいただけで敵と見なされ、襲われるリスクがあります。
蜂に敵だと思わせてしまう行動は以下です。
・驚いて大きな声を出す
・物音を立てる
・黒い服を着ている
・オーバーな動き
・手で振り払う
・強いにおいを身につける
・巣に近づく
・巣に刺激を与える
上記のような行動は蜂の巣近くでは危険です。
蜂に刺されないための行動|静かに姿勢を低くして逃げる
蜂が近くを飛んでいたり、巣に近づいてしまったら、静かに姿勢を低くして逃げます。
驚いて声を出したり、物音を立ててしまうと危険です。
蜂は、横移動のすばやい動きに反応しやすい性質があります。手で振り払うような動作には敏感です。
蜂の攻撃対象となってしまうため、蜂が近くを飛んでも振り払うのはやめましょう。
蜂はにおいに敏感!蜂に気づかれないために香水は控える
蜂はにおいに敏感です。
柔軟剤のにおいやヘアスプレー、香水などを身に付けている場合、蜂に気づかれやすくなります。
蜂は花の蜜や樹液を探すために、においに敏感な性質があるのです。
「香水は使わないから大丈夫」と思っていても、香りの強いシャンプーなども注意が必要です。
庭に巣が作られたことに気が付いたら、駆除が完了するまでの間は、においのするものの利用を控えるようにしましょう。
巣には近づかない!種類を見分けるための観察は遠く離れて行う
巣に近づくのは危険です。絶対にやめましょう。
蜂がスズメバチだった場合、巣に危害を与えようとしていると認識されてしまったら、すぐに大量の蜂に襲われてしまいます。
スズメバチの巣の入り口には、見張り番をしている蜂がいます。巣を守るためにスズメバチも必死なのです。
ただ、駆除するためには蜂の巣の観察が必要です。蜂の種類を把握するためです。
観察は、巣から十分離れた距離から行いましょう。
安全な距離の目安は、巣の作られた場所や蜂の状態などで変化するため一概には言えませんが、蜂が巣から出てきても逃げられる距離から観察するのが良いでしょう。
巣が小さくてよく見えないときには双眼鏡やスマホのカメラでズーム機能を活用するなどして確認しましょう。
蜂の種類の鑑別は以下を参考にして下さい。
体の特徴 | 巣の特徴 | 危険性 | |
---|---|---|---|
スズメバチ | ・黒と黄色のしま模様 | ・マーブル模様の球体 ・初期はトックリのような形 ・巣穴は1箇所しか見えない ・最大80cm | ・強力な毒針 ・何度でも刺すことができる ・凶暴な性格 |
アシナガバチ | ・手足が長い ・体に黄色と黒のしま模様 | ・大きくなるとお椀のような形になる ・巣穴が見える ・最大15cm | ・比較的おとなしい |
ミツバチ | ・体はふっくらと太い ・明るい黄色と黒のしま模様 | ・板が垂れ下がっているような形 ・巣の色は蜜で黄色に染まっている(初期は白) ・巣穴が見える ・最大1m | ・比較的おとなしい ・一度刺すと蜂は死んでしまう |
安全に駆除する方法
蜂の巣駆除は大別すると、「自分で駆除する」か「駆除業者が駆除する」かの2つの選択肢があります。
巣作りの初期で女王蜂しかいない状態で、その他の安全な条件がそろっていて蜂に襲われる危険性が少ないあれば、自分で駆除することが可能な場合があります。
条件は以下の通りです。
蜂の種類:ミツバチ、アシナガバチ
巣の場所:手の届く高さ・開放的な場所
巣の大きさ:15cm未満
蜂の種類がスズメバチだった場合は自力での駆除はやめましょう。
毒性が強く、凶暴で、とても危険です。
上記すべての条件に当てはまっていない場合、駆除は業者へ依頼しましょう。
ハチ駆除センターは、蜂の巣駆除のプロ集団です。
蜂の種類が分からない時や、自分で駆除できるかプロに頼むか悩んでいる時にも見積もりをとってもらうと良いでしょう。見積もりは無料なので、まずは電話で相談してみることをおすすめします。
見積もり無料・365日24時間対応詳細はこちら。
受付相談窓口 0120-901-975(24時間対応)
自分で駆除するメリット・デメリット
自分で蜂の巣駆除を行うメリットは、費用が安く済むことです。
防護服さえ、準備が出来れば後の必要物品は身近なお店でそろえることが出来ます。
必要な物は以下です。
・防護服
・防蜂ネット(頭からかぶるもの)
・厚手の手袋
・長靴
・殺虫剤
・柄が長いほうき
・ちりとり
・ゴミ袋
・虫取り網
・懐中電灯
防護服は8,000円〜数万円と高価です。
市役所で貸出している場合があるので問い合わせしてみるのもおすすめです。
購入する場合には、業者に頼んだ方が安く済む可能性も。
デメリットは、蜂に刺される危険性がある事です。
駆除作業は、防護しているとはいえ蜂の攻撃を受ける可能性があります。
蜂に一度刺されたことがある人は蜂毒にアレルギーをもっている場合があり、最悪の場合はショックを起こします。
アレルギーをもっている人は業者に依頼しましょう。
業者に頼むメリット・デメリット
業者に頼むメリットは、蜂に刺される心配なく、安全かつ確実に駆除が出来ることです。
蜂駆除業者は蜂の巣駆除に特化したプロです。
蜂の習性をよく理解し、道具や薬剤を使用して駆除してくれます。高い場所にできた巣にははしごや高所作業車を使います。
デメリットは、費用が高くなることです。
巣の大きさが大きくなるほど、駆除の危険度が増します。命がけの作業となり、特殊作業となるため、それに応じた費用がかかります。
駆除の相場は1万円〜5万円です。巣の大きさや、作られた場所、蜂の種類によって費用が変わります。
ハチ駆除センターでは、無料見積もりを行っています。見積もりに納得できなければ断ることもできます。小さな巣であれば、3,000円から駆除できます。
年間1万件以上の蜂の巣を駆除しています。まずは電話で相談してみるのも良いでしょう。
見積もり無料・365日24時間対応詳細はこちら。
受付相談窓口 0120-901-975(24時間対応)
まとめ
蜂の巣は夏に向けてどんどん巨大化していきます。巣を見つけた時点で駆除しないと、後々様々なトラブルに見舞われる可能性があります。
巣には決して近づかないようにします。
蜂が周りを飛んでいたら、驚いて声を出したり手で振り払う動きをしてはいけません。
蜂は横移動のすばやい動きに反応する習性があります。蜂に「攻撃された!」と認識されてしまったら刺されてしまう可能性があります。
身を低くして、静かにその場から逃げましょう。
蜂の数が増えて危険度が増す前に、巣を見つけたらすぐに駆除をしましょう。
ハチ駆除センターでは、最短5分でご自宅まで駆けつけます。駆除をはじめる前に見積もりを行うため、安心して。小さな巣であれば、3,000円から駆除できます。
年間1万件以上の蜂の巣を駆除しています。まずは電話で相談してみるのも良いでしょう。
見積もり無料・365日24時間対応詳細はこちら。
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